野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2009/06/13
09年6月10日 本会議即決議案

6月10日(水)本会議

☆ 請願「日本軍「慰安婦」問題に対して政府に意見書提出を求めることについて」を、民主・共産・にじが紹介議員となり、公明が賛成討論をして、政新(自民)のみの反対、結果賛成多数で採択。
最終日には、野村が提案者となった意見書そのものも採択される見通しとなった。

☆市長提案議案の、「大沢総合グラウンド整備工事」「三鷹市立東台小学校建替工事」の請負契約は、全員賛成で可決。この2件は落札率が80%前後と、三鷹にしては低い。不況の影響でダンピングしてきたのか、などと取りざたされている。
特に東台小学校は、現校舎が市内では比較的新しいにもかかわらず建て替えざるをえなくなったという経緯があり、事前の議案説明では、多くの会派が工事の質の確保を口にしたという。市は、担当職員を現場に張りつかせて工事をチェックするといったとか。
今回、私は一般質問でたまたま「CM(コンストラクション・マネジメント)」について質問した。
「より安く、よりよい質の建設工事」のために、マネジメント会社が間に入って設計・入札・施工管理まで一貫して行うのが本来のあり方。施工管理しながら、さらに改良提案をし、工事の質を確保と価格の引き下げという二律背反するような目標を達成するという。ゼネコンのような元請け会社だけではなく、下請けとなる専門工事会社とも直接折衝して、系列や談合を排することで可能になるのだとか。現場で仕事をする下請けの声を直接聞き、契約内容を確認し、信頼性を保つのは、工事の質を確保する上でとても重要なことだと思う。
今後、三鷹市では、第三小学校の建替えを始めまだまだ大型建設工事が控えている。そのような民間活用も今後検討すべきではないだろうか。市長は、市の仕事はコーディネートだというようなことを言っているのだから。

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