野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2009/04/02
09年4月1日　定額給付金

新年度になりました。
大変ごぶさたしてしまいました。
過去の行動を近いうちにアップできればと思います。

さて、本日、我が家に定額給付金のお知らせ＋申請書が届きました。
閣僚たちが受け取るとか取らないとか、あるいは滞納者に差し押さえるといったニュースがちまたを賑わせています。

滞納者の差し押さえは絶対起こるだろうと思っていました。
総務省は辞めてくれといっています。が、税源移譲で住民税の比率が高くなっている地方自治体にとっては、滞納されている税金を徴収することはただでさえ減少気味の税収を確保するためにも必死にならざるを得ません。
加えて、三鷹市議会では保守系の議員が必ず予算や決算の審議の時のこの収納率を問題にします。他の議会でも同様であれば、職員はさらに必死になるでしょう。
借金取りや振り込め詐欺など、いろいろなものも動くのでしょう。
国民の財布は常に狙われているということでしょうか。本当にカシコク使いたいものです。

私は今のところ、定額給付金を受け取り、寄付に回すつもりです。
受け取らない、ということは国庫に戻るということです。それはつまり、今の訳のわからない補正予算や赤字国債の穴埋めに使われるということで、本当に必要としている人のところに届かない、ということだと思います。
今すぐ必要としている人のところへ届ける、それにはやはりサポートしている団体への寄付が手っ取り早いのではないでしょうか。
いくつかの寄付の受け皿ができています。以下に紹介します。
私自身は、これから「政治家の寄付の禁止」に抵触しない寄付先を検討します。

「定額給付金を本当に活かす会」
http://www.labornetjp.org/labornet/news/2009/1237611969874staff01
定額給付金は、もともと私たちの税金
麻生さんに返さず、必要なところに役立てましょう。
この給付金はもともと、私たちの税金なので、いったん受け取って、私たちの判断で社会的に意味のある使い道を考えませんか。少しでも余裕のある人や、受け取らないでもがんばれる人が、給付金の全部または一部を雇用や福祉や戦争や災害で困っている人びとに届けるなら、麻生内閣が見捨てている分野や地域で大きな助けになるでしょう。多くの人が参加すれば、かなりの金額が生きてきます。
（連絡先：憲法を生かす会、０３－５２６９－４８４７
／日本消費者連盟０３－５１５５－４７６５　
／ふぇみん婦人民主クラブ０３－３４０２－３２３８　
／平和憲法２１世紀の会０３－３６４１－６９９１　
／平和を実現するキリスト者ネット０３－５２７２－８３１２　
／許すな！憲法改悪・市民連絡会０３－３２２１－４６６８）

「定額給付金基金」～みんなの寄付で世界を変えよう～
http://www.charity-platform.com/kikin/
全国80のNPOが共同し、定額給付金を「少しでも世の中のために役立てたい」と考える方々の「想い」の受け皿を準備しました。それが「定額給付金基金」です。このプロジェクトは定額給付金を使ってこの定額給付金基金の取り組み自体を支援してくださる、あなたのための寄付の受け皿です。

「定額給付金を社会連帯に使おう！三多摩市民基金」
市民がもらった給付金を出し合い、格差をなくす市民活動をしている団体や、事実上定額給付金の対象外になっている人たちへの支援を行っている団体に支援金を回していく基金をつくろう。国の無策を批判するだけではなく、市民の自発的意志による基金活動で、対抗的政策を支援しよう。
寄付先の団体は、三多摩地域に限定し、公開プレゼンテーションによって決める予定です。現在詳細検討中です。