野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2008/09/28
今週の動き2008年7月14日~20日

7月
14日(月)朝 街頭議会報告 つつじヶ丘駅前
15日(火)朝 三鷹駅頭市政報告
16日(水)午後 グループホーム永福(NPO新しいホームをつくる会)及び高齢者在宅サービスセンター永福ふれあいの家(サンフレンズ)視察
      夕 沖縄を考える会 三鷹駅頭チラシ配布
      夜 児童文学を勝手に読む会
17日(木)午後 母子生活支援施設三鷹寮視察
18日(金)午前 地方議員交流会プレ企画 築地中央卸売市場視察
      午後 母子生活支援施設ナオミ寮視察
      夜 「母子家庭をめぐる政策の現状と課題」講師;藤原千沙岩手大準教授
19日(土)朝 早起きウォーク大会見送り      
      昼 みたか商工祭り
      午後 みたか寄席
         ごみを考える会(調布)学習会 講師;天笠啓裕
      夕 おやじの会キャンプ 五小
20日(日)午前 シルバー・子どもまつり連雀コミセン   
      午後 三鷹台まちづくり協議会
         むらさき祭りイン4小

今週のトピック
藤原千紗さんの「母子家庭」政策の話は歴史をふり返りつつ現状を解説してくれて
わかりやすかった。
要するに、母子家庭に必要なのは、単なる就労先の紹介ではなく、親子で暮らせる労働条件の整った職の提供なのだ。それがかなわないから、児童扶養手当が必要というか、命綱になっているということだ。なんといっても母子家庭のうち85%の母親が既に就労しているのだから。新らたに母子家庭になる人には、就労支援は必要だ。この就職難の時代に、子持ちで正職員になるのは至難の業。そこをかいくぐって、就職させてくれるのなら、自立支援・就労支援員もそのための経費も意味があるが、残念ながらそうはなっていない。
一方、生活保護ではなく児童扶養手当だからこそ、貯金をして子どもを進学させられたという解説。貧困の連鎖を生まないためにも、学歴は重要なファクターだ。しかし生活保護では高校進学すらなかなか難しい。大学は当然無理。子どもを進学させるために生活保護費から学資保険を貯めたら返還させられたケースがあった。生保の子には進学は贅沢だという発想。しかし、それでは食べられる職に就くのも難しく、貧困の連鎖を生む。
母子家庭の母は、さらに高齢になっても貧困のままだという。子どもは親の援助を期待できない。親も子の世話を期待できない。どうしたら、明日への希望の持てる暮らしができるか、考えたいと思う。

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