野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2008/06/22
今週の動き2008年5月19日-25日

2008年5月19日-25日
19日(月)午前 文教委員会;傍聴
     夜 東京男女平等条例ネットワーク定例会
20日(火)朝 三鷹駅頭市政報告
     午後 健康診断
     夜 多摩でDVを考える会総会
21日(水)午後 厚生労働省申し入れ;「後期高齢者医療保険制度の廃止を求める要望書」提出のため
22日(木)午前 ふじみ衛生組合議会;傍聴
     午後 都市計画審議会
     夜 七鷹会学習会「年金とは」
23日(金)午後 「びよんどネット」訪問
     夜 電話相談
24日(土)午前 中央保育園運動会;見学
        中原小学校運動会;見学
        牟礼住民協議会創立30周年記念式典
     昼 大沢コミュニティまつり
     午後 「温暖化対策とリサイクルは地球を救う ウソ?ホント?」
25日(日)午後 三鷹の環境を考える会

今週のトピック
西東京市で議員への報酬支払いをストップするという事態が起こっている。その当事者である森てるお議員から直接話を伺った。
21日の厚労省要請は「市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク」を中心に行われ、森議員も私もそのメンバーとして参加した。その後、いっしょにお茶を飲みながら、話を伺ったもの。
事の発端は、西東京市が3月議会で議員の報酬引き上げを決めたことだ。議員報酬を月5万、市長報酬を月8万引き上げた。理由は近隣市と同額にするため。しかし、一方で、市民負担の手数料は値上げしている。行財政改革に取り組まねばならないのはどの自治体でも同じだ。
三鷹市では職員の手当てや退職金などを引き下げている。もし本給を引き下げるなら、議員報酬も同率引き下げるべきだと思っている。そのようなご時勢に、議員報酬だけ引き上げ?しかも市長も?
反対は、森議員だけだったという。そこで森議員は引き上げ分の受け取りを拒否することにした。4月分は、議会事務局や法務局とも相談の上、いった受けとった報酬の中から税引き後の値上げ分4万いくらかを供託した。ところが、本来なら運用を任されている法務局が上部と相談し、いったん受け取った報酬の供託は受け付けられないと言ってきた。そこで、森議員は、5月分の値上げ分受け取りを拒否を市に通告。すると市は、分割する規定はないので、全部受け取らなければ、全部支払えないといってきた。全部を受け取り、そのうちの一部を市に返還するのは、公職選挙法での寄付行為に当たりできないとのこと。
実際には、他の自治体では、一部を分割して供託している例がある。全部供託したところは、その直後、全部を支払わないのは問題として一部供託になったという。
兵糧攻めにして、屈服させようというのは、権力の乱用であり許せないと思う。議員報酬には、生活費と議員活動費の両方が含まれている。西東京市での議案審議の過程でそれは市も認めているところらしい。それを明確にした上で、生活費を支給しないという問題点と、行政のチェック機関である議員の活動を制約するという問題点と、どちらも重大な問題だ。
議員とは何か、議員報酬はどの程度が妥当か。いろいろと考える材料を提供してくれるこの問題、今後の行く末を見守りたい。
詳細は、森てるお議員のブログを参照↓
http://www.moriteruo.com/morinote/index.html

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