野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2007/11/07
07年10月22日-28日

10月22日(月)
午後 ‘日比谷公園ガーデニングショー’鑑賞
  都公園協会協賛のコンテストと展示。屋上緑化などのための芝もいろいろな工夫の商品展示があった。確かにヒートアイランド防止のためと話題になっているから、商機なのだろう。

   ‘東京都道路整備事業推進大会’
 河川大会は、関係自治体だけだったが、道路はすべての自治体に関連するためか、東京都下の全区市町村が参加したいたようだ。各自治体の議員の半分以上が参加している模様。三鷹市は当番役員のためか、市長も壇上いた。日比谷公会堂という地の利もあってか、国会議員や都議会議員も多数参加していた。
しかし、道路の整備がどこまで本当に必要なのかの議論はない。国土交通省の担当部局と、東京都の担当者から、道路特定財源の一般財源化反対というレクチャーのみ。何でも見てやろう精神で参加してはみたが、ただ宣言・決議を読み上げるのみの大会に、これだけのエネルギー(経済・人的・時間的等々)を投入する必要があるのかはなはだ疑問を感じた。
大会に参加し、大会宣言・決議に拍手をし万歳したことをもって、野村は道路事業推進に賛成したという人がいたが、鬼の首を取ったようにいわれても困る。すべての道路整備に反対しているわけでもなく、すべてに賛成したつもりもない。道路特定財源は老朽化する道路の改修・改築、あるいは取り壊し等にあてればいいと思っているので、今あえて一般財源化を主張するつもりがないだけの話。
いずれにせよ、この大会の参加が不要ではないかとの話も、「議会改革」のテーマということになるようだ。道路事業の促進になっているのか、というそもそもの費用対効果も含め、どういう道路整備が必要なのかという細かな検証がないまま、ただひたすら道路整備の陳情をすることの是非をきちっと検証してほしいと思う。

10月23日(火)ー25日(木)
 ‘厚生委員会’管外視察。報告は別途。

10月26日(金)
午前 ‘市民大学講座公開講座’「生きさせろ!~生きづらさの根源を解く~」講師;雨宮処凜 聴講。
 フリーター・ニートと呼ばれ、自己責任のように言われている若者たちは、不況と規制緩和の中でワーキングプアにならざるを得なかった非正規雇用の人たちで、これは経済の問題であり、法律・労働問題だと雨宮さんは言う。製造工場の派遣は月単位の移動なので、選挙権は行使しようがないので、彼らの声は政治に反映されないのだとも。また正規社員は新人で管理職扱いされ、いじめの蔓延、過労自殺が相次いでいるという。学校で、キャリア教育の前に、労働環境・労働法制の情報提供が必要なのではないかとの話には深く頷いた。

午後 ‘三多摩議員ネットワーク’定例会
 9月議会や議会運営についての情報交換。

夜 ‘さんぽれん(三鷹保育運動連絡会)’との懇談
 厚生委員会の各委員に呼びかけての懇談。さんぽれんとしての要望をいただいた。

10月27日(土)
午前 ‘ふれあい秋祭り’(社会福祉協議会・ボランティアセンター)
 雨の中、テントを寄せて売り場を作る工夫はさすが。

   ‘中学生意見発表会’(三鷹警察署)
   ‘駅前コミュニティセンターまつり’
 以前作ったという駅前の模型が展示されており、今後さくら通り駐車場を含むURの再開発事業が動き出すと聞いていたので、しげしげと眺めてしまう。これからこの模型も活用されていくのだろうと思う。
午後 ‘くらしフェスタinみたか みんなの生活展’
   ‘日本文学者協会評論研究会’
 テキストは『獣の奏者』(上橋菜穂子)。「守人」シリーズにも触れながらの発表は力のこもったものだった。

10月28日(日)
午前 ‘調布飛行場まつり’
 10時の開始前から既に道路は駐車場に入場するための車で渋滞。交差点で、入場するために待っている車と直進したい車とを分ける工夫が必要。吉祥寺では「駐車場入場待ち」と書いた看板を持って警備員が車の列の後ろに立つ。そうすればバスなどはスムーズに通りはずなので、そういう工夫が必要ではないかと思った。

 ‘朝暘学園バザー’
 ‘南三鷹教会 礼拝’出席
午後 ‘丸池わくわくまつり’
   ‘映画「トントンギコギコ図工の時間」上映会~子どもが開く「遊びについて考える会」~’
 「いちにち冒険あそび場」で活動している中高生以上の若者たちの実行委員会が主催。映画上映後のトークセッションは、最後に会場から問題提起があった。大人がどのように関与し、サポートするのか、考えさせられた。私自身、中高生時代にワークキャンプを企画運営するなどしてきたので、中高生にはそういう力があることもわかっているが、最終責任は大人がとっていたと思う。さりげなく、自分たちでやっているようにサポートされていたと今にして思う。実行委員の若者たちが今回の問題提起をプラスに生かしていけるようなサポートを大人ができるか。今後が問われていると思う。

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