野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2007/03/31
3分間スピーチ

今日は、市民テレビ局で、3分間スピーチの収録に参加してきました。

これは「投票率アップみたか実行委員会」(三鷹青年会議所・むさしのみたか市民テレビ局・公開討論会を開くみたか市民の会)主催のもので、各立候補予定者に「私はこんな三鷹にしたい」というテーマで3分間語ってもらい、それをまとめて放映し、投票の判断材料にしてもらおうというものです。ケーブルテレビとインターネットで、見ることが出来ます。

○武蔵野三鷹ケーブルテレビ コミュニティチャンネル 9チャンネル
4/12(木)・13(金)・14(土)の各20時50分から放映 

○パークシティ ホームページからインターネット配信
4/12(木)10時~4/14(土)18時
http://www.mmcatv.co.jp/index.html

37人の立候補予定者のうち、6人が辞退し、31人が収録に臨むといいます。放送順序は、収録時にくじ引き。くじ運の悪い私は、なんと27番目。放映予定時刻は22時10分過ぎの予定。そんな時間まで見ていてもらえるでしょうか。やはり3番目か、せいぜい5番目くらいまでが真剣に見てもらえるのではないかという気がします。
収録そのものは、まあまあだったのではないでしょうか。ちょっと原稿に目を落としすぎているかもしれません。いくつかの言葉を飛ばしたり、順序が逆になったりしてしまいましたが、制限時間の3分にちょうど終えることが出来ました。ストップウォッチ片手に何度か練習した成果でしょう。

いずれにせよ、政治活動として行われたもので、残念ながら選挙本番の時には見ることは出来ません。
しかし、街頭宣伝などでスピーチを聴いていただける方は限りがあります。ケーブルテレビにしてもネット配信にしても、もちろんアクセス出来る人は限られますが、それでも普段お目にかかれない方にも思いを語りかけることが出来ます。選挙運動・政治活動に様々な制約がある現状では、このような試みがいろいろあってもいいと思います。より多くの人に情報を伝えることができるのですから。

以下にその原稿をアップしておきます。どこをとちったか、チェックしてみてください。

* * * * *

こんにちは、野村羊子です。
みなさんは、今の三鷹市議会、女性議員が3人しかいないのをご存じですか。現職26人のうち女性はたったの3人です。私たち市民の声、生活者の視点で市政をチェックするにはあまりにもアンバランスです。私、野村羊子は、三鷹市議会のアンバランスを変えたい。

私は、街の片隅で絵本の店を20年間営んできました。沢山のお母さんや、子どもたちの悩みをきいてきました。また、女性センターの相談員として、様々な立場の女性の声や思いを伺ってきました。ITや行政革新度など、外からは高く評価されている三鷹市ですが、生活している私たちの実感は違います。上から押しつけられる政策ではなく、現場の声、当事者の思いを取り入れた市政にしていきたい。

今、三鷹市では本来行政が担うべき様々な仕事を、民間にまかせています。行財政改革、経費削減と数字だけが取りざたされていますが、私たち市民の生活は経済効率でははかれません。本当に市民サービスは向上していますか。行政の責任は保たれているでしょうか。働く人の環境は守られていますか。行政サービスを担う企業や団体の情報公開をして、きちっと検証していく必要があります。
利潤目的ではない福祉や教育などの事業は、公がしっかり支え、その質を確保してほしい。サービスの質は、それを提供する人の手によって担われています。保育や介護、教育など人の命を支える仕事には、安定した労働環境が必要です。福祉施設に7年間勤務していた私、野村羊子の実感です。単に安上がりなだけの民間まかせの市政ではなく、地域の暮らしを行政が責任を持ってサポートしていく市政をめざします。

また、環境破壊の外環道建設計画には反対です。壊された自然は元には戻りません。便利さよりも命が大事です。緑と水と空気を守っていきたい。

私、野村羊子は誰もが地域に居場所を持てるようなまち三鷹をめざします。それぞれの当事者と語り合い考え合いながらいっしょにつくっていきたい。週末も遊びに行ける親子ひろば、小中学生の居場所・児童館、10代の若者たちの居場所ユースセンター、女性たちの居場所女性センター、さらには様々な人が集い交流できるコミュニティの充実を図っていきたい。

夜間や週末も対応できる相談窓口、調整機能を持ち具体的な解決に結びつく相談窓口、相談者がサポートされる相談窓口の充実をめざします。

人はつながることでより豊かに生きていけます。
人が大切にされる街へ!共感をもってつながりあう、あらゆる暴力のない平和なまち三鷹。私、野村羊子といっしょにつくりましょう。
ありがとうございました。

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