野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2009/06/06
09年6月6日 一般質問のあり方

6月5日(金) 本会議議案上程

6月議会は、上程される議案や報告が少なく、30分程度で終了。
実は、4日の終了時刻は20時。これだったら、一般質問を3日目の午前中までに振り分ければいいのにと思う。
選挙直後の07年6月議会はそうしたのに、その後は又、一般質問は2日間、という以前の日程に戻ってしまった。だから毎回2日目は19時前後になる。
今期の議員は毎回22~24人が質問に立つのだから、それを前提に日程を組んでほしい。
部長職だって、20時までつきあわされるのは大変だろうと思う。それともまる3日間拘束されるより、2日目は遅くなっても、3日目の午前中小一時間で終わる方がいいのかなあ?
私としては、2日目は20時まで、という設定なら設定で、明示してもらえるなら、そのつもりで日程調整するしかないと思うけど、長時間だらだらやるよりも、夕方できちっと切り上げた方がいいと思う。

特に今回は、同じ答弁を何回も聞かされた。結果的に答弁時間が長引いたように思う。
毎回ホットな話題は何人もの議員が取り上げる。今回はそれが「新型インフルエンザ」。各会派とも取り上げ合計5人。
後で質問する議員は、「既に他の議員が質問しているので、答弁ご配慮願います」といってるが、それは違うと思う。
前の答弁をきちんと織り込んで、これについてはこう答弁していた。だが、この部分はどうなのか、というような質問をするべきなのだ。あるいは別な観点からこう考えられるがどうか、とか、こういう提起をどう考えるか、というような質問になってほしい。そうであれば、同じ答弁を繰り返す必要はないし、後から質問する議員の方がより深い答弁を引き出せるはずで、結果的に議会として議論を深めることになる。
しかし、実際は、作った質問を何の改変もなく読み上げるし、答弁側は聞かれたことに何度でも、これまた前もって作成した答弁を読み上げるしかない。何の発展もないし、緊張感すらない。儀式と批判されても仕方がない。
同じ質問をした議員の直後、休憩もなく質問せざるをえないならば、仕方のない部分もあるとは思う。しかし、今回は一晩おいた翌日の質問なのに、皆そうなのだから、聞いている方も疲れる。
そんなことで結局時間が延びてしまっているのは、本当におかしいと思う。
自戒を込めて、「市政に関する一般質問」とは何かを、考え直したい。

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