野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2008/05/24
今週の動き08年4月28日-5月11日

4月29日(火)午前 下連雀住宅近隣住民の会
       夜 自立生活サポートセンターもやい;訪問
  30日(水)夜 教育を考える会・三鷹
5月1日(木)午前 9条ピースウォーク交流会
      午後 寮長殺人事件を考える会
      夜 いっしょの会世話人会
  2日(金)午前 多摩青果跡暫定利用地見学
5月4日(月)午後 9条世界会議
      夜 9条世界会議自主企画
  7日(水)夜 全国フェミニスト議員連盟世話人会
  9日(金)午前 会派ミーティング
  10日(土)午後 建築紛争から21世紀の都市づくりへ
       夜 外環ネット
 
今週のトピック
 「建築紛争から21世紀の都市づくりへ」
建築紛争に係わる弁護士、設計士、学者、そして住民当事者が全国から集まった。さまざまな事例の紹介があった。規制をかければそこをすり抜けるマンション開発業者。階段マンションなどという存在を初めて知った。三鷹市は比較的平坦な土地で、そのようなものが建つ余地がない。はずだが、さてどうだろう。
一方、絶対高さ制限を設ける高度地区を全市にかけている例として三鷹市が紹介されていた。これは、すでにある建物にどう対処するかで、有効な規制になるかどうかが変わってくるようだ。現状追認して、その建物が適法になるような高さで規制するのか、不適格にするのか。そして、既存不適格の建物が建て替えようとした時、特例として現状の高さを可とするのか否か。確認していないのだが、三鷹市の場合も、現状追認状態も結構あるのではないだろうか。
そして、高さ規制があっても、やはりマンション紛争は起こる。今、まさに問題になっている住民主導の建て替え問題。既存の建物より大きくして改築費用を捻出するため、周辺住民には環境の悪化となる。しかし、建て替え計画には住民の8割の賛成が必要なことから、いったん決まった計画はほとんど変更できない。それがまた解決を難しくしている。
建築紛争は、日照権・日陰規制から、景観へ、そしてそれを含めた高さ制限へと、トピックが変遷しているようだ。その時々に対応を迫られる住民の負担は大きい。
専門家集団も、住民当事者もそれぞれにネットワークを作り、情報共有していこうという方向性が確認された。巨大な企業相手の戦いが多くなる建築紛争。手を取り合い、知恵を出し合っていく必要がある。

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