野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2007/12/31
厚生委員会07.12.12

厚生委員会
議案第65号 三鷹市立保育園条例の一部を改正する条例

ちどり保育園(仮称)について、業者決定の過程、建築設計の状況等確認のための質疑を行う。

全員賛成で可決

行政報告
(1)健康福祉部報告
ア 井の頭地区における地域ケア等の取り組みについて
■「ちょこっとサービス支えあい」事業
地域ケアネットワーク・井の頭が事業主体として、コーディネーターと契約。コーディネーターは、事前に訪問し利用登録をしてもらう。想定サービス等を把握しておく。サービス申し込みがあれば、登録してある協力員に連絡してサービスを提供してもらう。10分100円の利用券を購入し、それを協力員に渡す。コーディネーターが、換金する。市の補助事業。同時に市はケアネットの一員でもある。地区公会堂でも利用申請を受ける。バックアップ体制は、民生委員・ほのぼのネット員等。介護保険との区別は、月2回の相談サロン時に、地域包括支援センターの相談員と案件ごとに検討する予定。
11月1日開始、利用登録は20件。協力員登録は40人。
これから具体的に出てきたときに、どう動かしていくのか、コーディネーターの手腕が問われる。同時にコーディネーターをプロとして支えることが地域包括支援センターや市の高齢者支援室などできるか。要するにソーシャルワーカーを安上がりに使うということでは用は済まないのだから。今後の推移を注視したい。

■傾聴ボランティアの養成と活動支援事業
07年度養成講座終了32人。6ヶ所の施設で活動開始。基本1回40分で月2回の利用者宅訪問も開始。昨年と合わせて86人となった。
現実に地域で活動を始めた人は2割に満たない。これだけの予算をかけた者が今後どうつなげていけるのか、これもコーディネイトの問題かもしれない。地域に結びつけすぎるのも傾聴という点では問題かもしれない。推移を見守りたい。

■災害時要援護者支援モデル事業
井の頭玉川町会対象。誓約書を書いた町会員が対象家庭を訪問調査。災害時要援護者台帳調査票と同意書を直接情報収集。台帳からマップに落とす。共に高齢者支援室長が保管。改ざん防止用紙を使用。

イ 三鷹市立中央保育園及び母子生活支援施設三鷹寮の仮設施設の進捗状況について
防災と同時に「安全確認」はしすぎるほどしておいた方がいい。入所者が不安にならないような配慮・体制をとってほしい。

ウ 平成19年度高齢者・障がい者の生活と福祉に係わる実態調査について
1 高齢者の災害と介護予防等に関する実態調査
災害時要援護者施策の推進、第4期介護保険事業計画策定のため。
市内65歳以上無作為抽出5000人。郵送、督促、未回収社宅の訪問。

2 介護保険制度改正の影響に関する調査(西部地区)
改正介護保険による影響調査。04年度末の調査と比較検討。
野崎・井口・深大寺の要支援認定者全員。191人に訪問面接。

3 要介護高齢者及び家族介護者に対する調査
ニーズとサービス利用の実態。要介護認定者介護度別に各80人。訪問面接調査。

4 三鷹市障がい者(児)の生活ニーズ調査
障がい者の現状と今後の課題。第2期障がい者福祉計画の策定、要援護者施策の推進等の基礎資料。

(2)市民部報告
ア 「三鷹市特定健康診査等実施計画」の策定について

(3)生活環境部報告
ア 公共施設アスベスト除去計画の策定について

イ ごみ処理総合計画改定の進捗状況について
「三鷹市ごみ処理総合計画2015」素案検討資料
分別についての市の広報はわかりにくい、という質問をことあるごとにしているのだが、担当者にはわかってもらえないようだ。次は角度を変えて聞く必要があるだろう。

ウ 新ごみ処理施設整備事業の進捗状況について
「ふじみ新ごみ処理施設整備実施計画について」中間報告概要
詳細は別途

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