野村羊子Blog
 日々の思いや行動などを綴っていきたいと考えています。よろしくお願いします。

2007/06/18
今日の動き07年6月18日ー20日

07年6月18日(月)

午前 事務作業
  中古でdynabookを手に入れたので、個人用のPCの設定等の作業。ワープロの時代に勧められてRupoを買ってから、ずっと同じシリーズという気分で愛用。最初に使い馴染んだものをいいと思いこみ、使い続ける・選び続けたいという典型的な消費者心理。商売にとっては、馴染んでいただきリピーターになっていただくのがまずは大事。しかし、仕事では価格に負けてDellを使用。それもまた典型的な乗り換え例。同じ機能なら安い方がいい。価格が同程度なら使い続けた方を選ぶ。自分はメーカーなどにとってはわかりやすい消費者だなあと思う。

午後 川田龍平を応援する会国分寺事務所

夜 学習会「子どもと性暴力」。
多摩でDVを語る会主催。講師は、4月に「魂の殺人~子供を狙う性犯罪」シリーズの記事を書いた毎日新聞社の磯崎由美記者。
記事は、以下のブログで↓(毎日新聞社のサイトでは既にリンク切れ)
http://unoiseau.blog8.fc2.com/blog-entry-42.html

迫力のある連載記事にそって話が語られる。デスクなどには、こんな暗い記事を、と言われ続けても何とかシリーズ全7回、あるアダルトビデオを追ったシリーズ3回を掲載続けた。反響で一番大きかったのは、被害当事者からのものだという。自分も同様の体験をしたと綴ってきたもの。どれだけの被害があり、それが閉じこめられているか、語られないまま終わっているか。だからまだまだ書き続けたいと語っていた。
子ども時代の性虐待の体験を当事者が綴ったカナダの本「誰にも言えなかった―子ども時代に性暴力を受けた女性たちの体験記 」(築地書館刊)を、森田ゆりさんが訳出したのが1991年。そのときも、たくさんの被害当事者からの手紙が相次いた。それで、それを収録した「沈黙をやぶって―子ども時代に性暴力を受けた女性たちの証言 心を癒す教本(ヒーリングマニュアル)」(築地書館刊)が緊急出版された。
1990年に、私も関わって「セクシュアルハラスメント全国1万人アンケート」を実施したときも、紙を足してまで体験を綴ってきてくださった方が何人もいた。回答用紙を読むのは容易ではなかったことが思い出される。
15年以上たっても、子どもへの性虐待の状況は変わっていない。いや、ネット環境や機器の進歩によって、より容易にできるようになっている。被害は広く深くなっている。
「さわって減るもんじゃない」と言われるが、「触られる」こと「見られる」ことで、心は深くえぐられ傷つけられている。その傷を回復させるのは、ものすごく大変で繊細な作業が必要。特に語るのがはばかられ、被害の重さを受けとめられないが故に、傷は深く潜行してしまうから。
このことの大変さ、後遺症(PTSD)の重さなどをもっともっと伝え広めて、罪の重さを深く受けとめてほしいと、改めて思った。


07年6月19日(火)

朝 三鷹駅頭スピーチとニュース配布。

午前 大沢台小学校学校公開参観。
 中休みに教育支援学級「わかば学級」の説明会に出席。5学級40人。後一人増えればもう一学級増えるというぎりぎり満員の状態。しかも5クラスというのは都内でも規模が大きい方だという。三鷹大通りから以西(三鷹市の半分近く?)が学区域のため、特に低学年はスクールバスで登下校し、中には小一時間スクールバスに乗っている児童もいるという。今後の検証課題だと思う。
 きれいに改装された学校図書館も見学。しかし、科学・歴史関連など最新の情報が必要なはずの分野で、多くの本が古いままなのが気になった。 図書予算が少ないためではないかと思う。これも今後の調査が必要。

午後 東京自治研究センター主催研究フォーラム(公開講座)に参加。
「子どもの居場所ー放課後子どもプランについて考える」というテーマで、自治体児童館職員が講師。
国は、全国の小学校で、文部科学省の「放課後子ども教室推進事業」と厚生労働省の「放課後児童健全育成事業」(学童保育)を一体的あるいは連携して行うよう、総合的な放課後対策事業(放課後子どもプラン)を推進しているという。認定子ども園的な発想で、似たような事業だからいっしょにまとめようと、これも行財政改革のひとつ?が、実際は対象の子どもたちや機能が違う。学童保育に子どもを預けている保護者にとっては、子どもは「保育」されなくなるのでは、と不安になることだ。
小学校に「学童保育所」を併設するのではなく、児童館を各小学校区につくり、そこに学童保育所を併設し、子どもたちが児童館でいっしょに遊べるようにしていけば、それで充分この「放課後子どもプラン」の機能は果たせるのだと思うが、どうなのだろう。なぜ子どもたちを学校に押し込めようとするのだろう。

夜 講座「なくならないセクハラのなぜ?」東京都労働相談情報センター国分寺事務所主催に出席。
講座開始前に、講師で、以前からの知り合いである金子雅臣さんにご挨拶をする。
きちっと最後まで、最近の事例を伺いたかったが、中座する。

  自治基本条例をつくる市民の会、新人議員との懇談会、出席。
他の男性議員たちは、自己紹介で、体育系の趣味を披露する。私は運動音痴で、唯一の趣味は読書。冊数だけは負けないつもりだったが、このところ読む時間がとれない日々が続いているので、それもあやしい。


07年6月20日(水)

午前 調布跡地利用対策特別委員会、傍聴。

   第六小学校ふじみ学級学級公開参観。
 わかばと同様、教育支援学級・知的障害の固定学級。わかばよりさらに人数が多く42名6学級は全国最大だという。1年生8名、5年生10名というのは本当に大変だろうなあと思う。見学した印象では、通常のクラスでも充分やっていけそうな子もいるようだが、高機能自閉症など外見ではほとんどわからないから、難しいのかもしれない。

午後 朗読劇「この子たちの夏 1945 ヒロシマ ナガサキ」鑑賞。
 三鷹朗読サークル「さつきの会」の発表会。この朗読劇を一度見たいと思っていたので、よかった。 

夕方 三鷹駅頭にて、沖縄を考える市民の会の「沖縄タイムス抜粋版」配布に参加。

夜 児童文学を勝手に読む会、参加。
 テキストは「晴れた日は図書館へいこう」緑川聖司(小峰書店)。

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